Laravel4、基礎の基礎:3.ページに出力

タグ: Laravel4  

デモページが表示できるようになったら、まずは表示内容を変更してみましょう。

今回は、app/routes.phpファイルを主に変更していきます。内容は以下のようになっています。

Route::get('/', function()
{
    return View::make('hello');
});
文字列をリターンする

一番簡単な出力方法は、出力したい文字列をそのままリターンする方法です。

Route::get('/', function()
{
    return '初めてのLaravel';
});

ルートURIへアクセスしてみましょう。「初めてのLaravel」と表示されます。

このまま、HTMLを書き出すことも可能です。

Route::get('/', function()
{
    return '<h1>Laravel 4<h1><p>初めてのLaravel<p>';
});

ですが、HTMLを毎回直接文字列で指定するのは、おしゃれでありません。別ファイルに用意しましょう。そのためのディレクトリーはapp/viewsです。

この中に、sample.phpを作成してください。HTMLを書き込みますが、拡張子はphpです。

app/views/sample.php

<body>
  <h1>Laravel 4 テスト出力</h1>
  <p>初めてのLaravel</p>
</body>

拡張子はphpですが、先頭に<?phpをつけていません。

では、routes.phpを変更しましょう。

Route::get('/', function()
{
    return View::make('sample');
});

再度、アクセスしてみましょう。sample.phpの内容が表示されます。

Laravelを始め、フレームワークを利用する利点の一つは、表示部分をコードから、独立させることができることです。表示部分のコードを「ビュー(view)」と言います。

Viewクラスはそうしたビューを取り扱うクラスです。メソッド名はmake、つまり「作る」という意味です。「sampleというビューを作ってください」とLaravelに命令しています。

このようにビューをリターンした場合、そのビューの内容が表示されます。これが、みなさんが作成するアプリケーションのほとんどで利用されます。