Symhony2、インストールでどうしても403が解決できなければ

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Symhony2に鞍替えするわけでありません。:D さすがにチュートリアルもこれだけ連続して書くと、飽きてきました。ネタはあるので、まだ続けますよ。Laravel3を忘れないためにね。;)

時々、他のフレームワークを試しています。現在使用しているLinuxディストリビューションはOpenSUSEですが、唯一インストールにさえ成功しなかったのがSymhony2です。

そこで、今回やり直してみたのです。他のフレームワークなら全部動きます。でもSymhone2はどうやっても403エラーになるのです。

ファイルのパーミッションは全部つけています。それでもサーバーから見えていないらしいので、ディレクトリーに対し、Options Indexesを付けてみました。

そうしたら、vendor以外のフォルダーが見えなくなっています。肝心の公開フォルダーであるwebが見えないのでは、いくらやっても403になるのは納得です。

Symhony2のチュートアルのどこかでALCの話があったのを見かけたのを思い出しました。この状況はもうこれしかありません。

しかし、openSUSEを初め、Linuxでは通常マウント時に指定しなければ、ALCは働かないと思っていましたが、どうやらそうではないようです。getfaclコマンドを叩いても、通常のrwx以外の情報は見当たりません。それらしいALCは設定しているように見えないのです。もちろん、通常のlsなどでも表示されませんし、デスクトップからファイラーでプロパティを確認してもダメ。

ですが、新しいフォルダーを作り、webフォルダーの中身を移し替え、webフォルダーを削除、そして新しいフォルダーをwebに名前を変更したら、ちゃんとWebサーバーから見えました。

webフォルダーをそのままコピーしただけでは、案の定、コピー先のフォルダーにもALCの情報がコピーされ、Webサーバーからは見えませんでした。

つまり:

  • Symhony2のファイル構造にはセキュリティー的な意味合いを込めALCが設定されている。もしくは開発環境がALCを含んでいる。
  • OpenSUSE側はALC情報が存在すると、マウントでALCが有効になっていようと、いまいとALCにしたがって処理する。ただし、コマンド類からは見えない。

と、推測しました。

同じLinuxディストリビューションの中には、同じ問題を抱えているものもあるでしょう。そうすると、同じ目に合い、Symhony2がインストールできない人もいるでしょう。検索しても、この状況を書いている人がいなかったため、一応書きました。

まあ、openSUSEが悪いんですけどね。たぶん。