vscode開いたらHomestead起動
mpmを使う方法は前記事で紹介したので、シンプルにシェルで直接起動する方法を紹介します。
プロジェクトフォルダー下の.vscode
の中に、tasks.json
ファイルを作成して、以下の内容にしましょう。
{ "version": "2.0.0", "tasks": [ { "label": "kick Homestead", "type": "shell", "command": "cd ~/Homestead && vagrant up", "problemMatcher": [], "runOptions": { "runOn": "folderOpen" } } ] }
command
アイテムがフォルダーをvscodeで開いたときに自動実行するコマンドです。Homesteadを自分のホームディレクトリー下にインストールしている場合の例です。LinuxやMac環境の例です。
Homesteadディレクトリーへワーキングディレクトリーを移動し、vagrant up
コマンドを実行するだけです。一番シンプルな自動実行方法です。
このようにタスクを定義したら、メニューの「ターミナル」から、「タスクの実行」で一度実行してください。このタスクを実行するかどうか尋ねられますので、もちろん実行してください。
これは、悪意のあるスクリプトや実行ファイルが無断で実行されないよう、セキュリティ強化の目的で追加されたvscodeの振る舞いです。そのため、ちょっと前の記事では紹介されていません。この手順を踏んで、実行の可否を決めないと、スクリプト自体が実行されないため、もちろんフォルダーを開くときにも実行されません。