openSUSE、LeapでPHP7に切り替える
追記:現在のopenSUSEでは、公式リポにphp7パッケージが存在しています。それを選べば、自動的にバージョン7以上になります。デフォルトのphpはバージョン5系統ですので、通常は"php7"で始まる名前のパッケージを選びましょう。
openSUSEの公式リポ+Packmanリポで依存の問題が出なくなった現状、ディストリビューションを切り替える可能性は低いのですが、時期Ubuntuの16.04が面白そうなので、心が揺らいでいます。
一応、メモとして残しておいたほうが、将来役に立つかもしれません。
現状のPHPは5系です。7系は開発リポに用意されています。ブラウザからパッケージ検索で、php7を指定してください。続いて使用しているバージョンをクリックすると、用意されているパッケージが一覧で表示されます。
homeで始まるものは、ユーザーによるビルドです。今まで問題になるようなパッケージは当たったことはありませんが、中には悪意を持ち、改悪している人もいるかもしれません。バージョン等に問題がなければできるだけ、home以外で始まるパッケージを選んでください。homeで始まるパッケージしかない場合は、危険性があることを十分に納得しているのでしたら、それを選んでください。
今回のPHP7はdevel:languages:php:php7というパッケージになります。これを右のワンクリックインストールボタンにより、インストールします。
通常はPHP5がインストールされていることが多いでしょう。その場合、PHP7と当然パッケージのコンフリクトが起きます。これを解決するため、3つくらいの選択肢が表示され、「どうするか」と尋ねられます。通常、一番最初にPHP5系のパッケージを破棄し、PHP7系のパッケージをインストールする選択肢が表示されます。これをインストールします。まず、問題なくインストールは終了します。
後は、設定ファイル群が/etc/php7に用意されます。PHP5のデフォルト設定を変更している場合は、同様にPHP7にも反映するのをお忘れなく。