Laravelのムック本がでるらしいよ。
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Laravelのムック本が、あの技術評論社さんから出版されます。タイトルも売れ筋企画の「エキスパート養成読本」です。
なんと、先を行くこと約一週間、Pythonのエキスパート養成読本も発売されるとのこと。ああ、あれですね。同じ週に発売されると、両方共ランクが上がりづらいというやつですね。ちなみに、Laravelのほうは、「オリコントップテンに入らなかったら解散!」が公約です。
こんな状況ですが、いささかブルーな気持ちです。例の「もうすぐ結婚式。だけどなんだか結婚したくなくなっちゃった…」という、マリッジ・ブルーにも似たおセンチな感覚に囚われたわけじゃありません。
正直、エキスパート養成読本という名前に気分が重いのです。
当初の企画では、もうひとつ下のシリーズとして、もうちょっとページ数も薄かったんです。そこでメンバーの顔ぶれからして、技術力が高めな内容は他の方々にお任せして、ただ早い時期から使っているだけの私はLaravelの歴史的な部分と、情報源、そして本当に導入部分のチュートリアルを担当することになりました。
歴史も浅いことですし、まあこれまでのことをかいつまんでまとめました。ターゲット層がさほど上でないので、あまり専門的なことを入れるよりは、いろいろな出来事に基づいて、短いセクションを集めるスタイルにしました。
最終の締め切りちょっと前に、エキスパート養成読本として出すことに変更されました。こちらは当初の予定より、レベルが上向きです。もう、書き直しは間に合いません。「最初から、エキスパート養成読本とわかっていたなら、もうちょっと濃い内容にしたのに」という思いが残ってしまいました。
ムック自体は、初心者レベルから、後ろの章に行くごとにレベルの高い内容となっています。最初の現行の締め切りがLaravel5のリリース次期でしたので、内容は4.2がメイン、一章を使い5.0を補完する構成です。
養成読本はレベル高めのムックです。本来なら最終章位の内容がどーんと一冊全部に乗っかっているイメージなのです。
日本で最初のリアル本(電子書籍ではなく紙の書籍)ですので、頼んで開発者のTaylorさんから、一言メッセージをもらいました。後はデザイナーさんが「素敵なページ」に仕上げてくれていることを願っています。(Laravelでチーム開発しているなら、そのページだけ額に入れて飾っておくと、モチベーションがあがるくらいのデザインなら良いのですが、私はまだ見ていません。)
Laravelの継続した開発の手助けになればと、原稿料の一部をLaravelプロジェクトへ寄付します。(全員ではありませんが、ほとんどです。寄付扱いだとロンダリング防止のためPaypalで海外送金できないのが、今の悩みです。どうにか方法を見つけます。)
表紙は既に公開されていますが、オレンジ色に輝く城です。こちらも額に入れて飾っておくとよいでしょう。赤富士と同じように、たいへん縁起がよろしゅうございます。
エキスパート養成読本だと分かっていれば、最終章の新原さんパートを全体の35%程度に割り振るように、プッシュしたのですが。そして、キャッチは「新原スマイルに酔ってみませんか」として、女性客を取り込むようにしたのに。残念です。