KDE4、コンテキストメニュー追加
デスクトップアイコンやファイルブラウザのDolphinで、コンテキストメニューを追加する方法です。
自分のデスクトップ環境に追加するには、通常以下の場所に.desktopファイルを作成します。
~/.kde4/share/kde4/services/ServiceMenus/
場所を確認するには、端末で次のコマンドを実行してください。最初にユーザローカルの設定ディレクトリー、次にグローバルなディレクトリーが表示されます。
kde4-config --path services
適当な名前に.desktop
サフィックスを付けたテキストファイルで定義します。今回はデフォルトのアプリケーションがテキストエディターではない、.htmlや.xmlをさくっとKateで開くために作成しました。名前もそれに合わせ、kateOpener.desktopです。
# 参照:https://techbase.kde.org/Development/Tutorials/Desktop_File # 参照:http://standards.freedesktop.org/desktop-entry-spec/latest/ # 参照:https://techbase.kde.org/Development/Tutorials/Creating_Konqueror_Service_Menus [Desktop Entry] Type=Service ServiceTypes=KonqPopupMenu/Plugin # 全て対象の場合はall/all # 対象が全ファイルの場合はapplication/octet-stream # 対象が全ディレクトリの場合はinode/directory MimeType=application/octet-stream Actions=openWithKate # X-KDE-Submenuの指定がなければトップレベルのメニューアイテム #X-KDE-Submenu=ファイルをKateで開く #X-KDE-Submenu[ja]=ファイルをKateで開く X-KDE-StartupNotify=false X-KDE-Priority=TopLevel [Desktop Action openWithKate] Name=Open file with Kate Name[ja]=ファイルをKateで開く Icon=editor # %f:ファイル一つ、%F:複数ファイル # %u:ファイル/URL一つ、%U:複数ファイル/URL Exec=kate -b %F
思いっきり、参照URLとコメントを入れていますので、それを参照してください。見てもらえば内容は想像できると思います。
今回は、アイテムを一番上の階層にするため、X-KDE-Submenu
をコメントアウトしています。これを指定し、その下のメニューアイテムを複数指定することも可能です。その場合はDesktop Actionで指定する名前をActions
に対し、aaaa;bbbb;cccc
のように、セミコロン(";")で区切り指定します。