Laravel4、基礎の基礎:2.準備と動作確認

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Laravel4をインストールし終えたら、動かすために、ちょっとした準備を行います。

MCrypt PHP拡張

表題の通り、Laravelの動作要件により、MCrypt PHP拡張が必要です。未インストールの場合、インストールしてください。

通常、Linux/Unix系のディストリビューションであれば、パッケージのリポジトリーに存在していると思います。GUIやコマンドラインのパッケージ管理ツールから、簡単にインストールできるでしょう。

WindowsでXAMMPなどを利用している場合、php.iniの該当する行のコメントを外すだけだと思います。

storageのパーミッション

appディレクトリー下のstorageのパーミッションを設定します。この作業は必要ないこともあります。Webサーバー上でPHPをどのように動作させているか、もしくはサーバーのOSによります。

Linuxの場合です。よくわからない場合は、やっておいてください。今回は学習目的です。(ローカル環境で学習、開発する時点では、設定しておいても害はありません。)

chmod -R o+w app/storage

Windowsの場合も、OSや使用するWebサーバーによるかと思います。Webサーバーが動作するグループ、もしくはユーザーが、storageディレクトリーに書き込めるように、ACLを設定してください。

さて、次の作業はPHPのバージョンにより、異なります。

PHPパージョンの確認

もし、自分の環境のPHPバージョンがわからない場合は、確認してください。コマンドラインのPHPが使用できれば簡単です。

php -v

この場合、コマンドライン版のPHPのバージョンが表示されますが、大抵Webのリクエストで動作するバージョンと同じでしょう。

バージョンが5.4以降の場合は、以降の仮想ホストの設定は省略可能です。設定しても構いません。

5.4以降、PHP自身が仮想Webサーバーとして動作します。Laravel4も対応しています。

php artisan serve

これで、Laravelの環境に合わせて、PHPのサーバーが動作しています。動作中はカーソルが返ってきません。停止させたい場合は、コントロールキーを押したまま、Cキーを押します。

Webブラウザでlocalhost:8000にアクセスしてください。真ん中にLaravelのロゴがある、デモページが表示されます。

仮想ホストの設定

PHPのバージョンが5.4より前の場合、Laravel4の動作要件が5.3.7以降ですので、実際は5.3.7から5.3系最新バージョンまでにあたりますが、Webサーバーの仮想ホストを設定します。

もちろん、5.4以降のバージョンを使用している場合でも、仮想ホストを設置し動作させることが可能です。

残念ながら、仮想ホストの設定はOSごとに差が大きいですので、ここで説明することはできません。ご自身のディストリビューションの設定を検索してください。

ポイントは、Laravelをインストールしたディレクトリー中のpublicディレクトリーが、公開ドキュメントルートです。このディレクトリーをアクセスするように設定します。

動作確認

では、Webブラウザで、設定したルートページヘアクセスしましょう。PHPのサーバーを利用する場合は、localhost:8000でしたね。Webブラウザの仮想ホストを設定した場合は、自分で決めたドメイン名、ホスト名、マシン名になります。

設定がうまく行っていれば、中央にLaravelのロゴが表示される、デモページが表示されます。

うまくいかない場合、以下の点を再チェックしてください。

  1. 付属の.htaccessのOptions -MultiViewsOptions -MultiViews +FollowSymLinksに変更してみる。
  2. 仮想ホストで指定しているドキュメントルートが、インストールしたLaravelのpublicフォルダーになっているか。
  3. app/storageディレクトリーへパーミッションが正しく設定してあるか。
  4. MCrypt PHP拡張モジュールは動作可能か。
  5. 仮想ホストの設定で、publicフォルダーへのDirectoryディレクティブで、-MultiViewsを許しているか。(学習目的であれば、AllowOverride allと指定すると、動作させやすいです。)