Laravel4、日本語版コマンド一発インストール

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Laravel4の本家は、コマンド一発で必要なファイルを全部インストールし、新しいプロジェクトを用意してくれます。

composer create-project laravel/laravel ディレクトリー名 dev-master --prefer-dist

この方法が便利なのは、URLを覚えていなくても、laravel/laravelという、わかりやすいベンダー/パッケージ名でインストール可能だからです。

Laravelでは、ソースの中のコメントも「ドキュメントの一部」であるという考えをしています。そのため、ドキュメント本体には細かい設定ファイルの説明はしていません。そのため、設定ファイルを含んだインストールパッケージのコメントを日本語に訳したGithubリポも用意しています。(laravel-ja/laravel

今回、この公開リポをComposerのPackagistに登録しました。これにより本家と同様に、コマンド一発で、プロジェクトファイルを用意できるようになりました。

composer create-project laravel-ja/laravel ディレクトリー名 dev-master --prefer-dist

laravel-ja/laravelは覚えやすいと思います。かなりお気楽に、日本語版でもプロジェクトを作成できるようになりました。もう、ZIPをダウンロードしたり、リポをクローンする必要はありません。

日本語版には、言語ファイルの日本語版を入れてあります。また、Laravel4を機能拡張するComposerパッケージの中から、有名どころをインストールし、設定をおこなうippatsu-kun.shを用意しました。

ippatsu-kun.shをエディターで開き、インストールしたいパッケージ名の下の行、# sh ippatsu-kun/...の先頭にある#を外し、コメントを解除してください。

次に、このシェルを実行します。

sh ./ippatsu-kun.sh

既に開発に使用しているcomposer.jsonを持っているのでしたら、新しいプロジェクトにコピーすることで、インストールは一発で行えます。しかし、Laravel4のパッケージの場合、サービスプロバイダーなどの登録作業が必要です。それが面倒なので、シェルにまとめたものです。

テストに必要なパッケージをいくつか用意してあります。プロファイラーは全てのユーザーにおすすめできます。SublimやPhpStorm、NetBeansを使用している方であればIDEヘルパーにより、自分の使用しているLaravelの環境に合わせたコード補完ファイルを生成してくれます。一通り、コードの生成をしてくれるGeneratorsはLaravel4を利用した、ワークフローのスピードを向上してくれます。