Laravel3をサーバーにセットする

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Laravel3をサーバーにセットしましょう。自分のコンピューターで開発する場合は、そのマシンにインストールしましょう。

アップロード

FTPなどお好きなツールでLaravelをサーバーにアップロードしてください。

自分の開発マシン、サーバーの場合

仮想サーバーも含め、自分の環境であれば、どこにでもアップできます。自分のローカル環境であればコピーです。後は設定を頑張ってください。

共有サーバーの場合

大抵の共有サーバーであれば、zipを解凍する手段が用意されていると思います。管理パネル上に用意されています。

この場合、zipファイルをそのままアップします。

zipを解凍できない共有サーバーの場合は、ローカル環境に解凍し、一つ一つアップすることになります。

PaaSの場合

PaaSごとに手順は異なりますが、そのPaaS上でリポジトリーを作成し、自分の環境にクローンし、そこへLaravelを上書き、コミットし、プッシュするのが標準的な流れになるでしょう。

仮想サーバーの設定

具体的な方法は、使用するWebサーバーや環境により異なります。ポイントはドキュメントルートをインストールしたLaravelのpublicフォルダーに設定してください。

共有サーバーやPaaSには、ドキュメントルートを指定できないものもあります。そうした環境ではルートのアクセスを全部publicフォルダーにリライトすることが可能なサーバーもあります。このようなWebサーバーの設定はLaravelに限った内容では無いため、詳細はご自身の環境について、情報を探してください。

設定の確認

Laravelにはルート(root)URLにアクセスすると、デモページが表示されるようになっています。これを表示できれば、インストールの第一段階は終了です。

最初に引っかかるのが保存領域のパーミッション設定です。storage/viewsフォルダーにlinuxならば、「その他のユーザー」に対する書き込み権限を与えてください。管理パネルかファイルブラウザー、FTPクライアントソフトで設定します。SSH接続が可能なら、コマンドchmod 757 storage/viewsでも設定可能です。

LaravelはBladeというテンプレートエンジンを持っており、このコンパイル(BladeをHTMLファイルへ変換すること)結果をファイルにキャッシュします。デモページはBladeで書かれているため、storagaフォルダー下に書き込みをできるように設定していないと、サーバーが403エラーを返すことになります。

storageフォルダー下のサブフォルダー全部に初めから書き込み権限を与えておくことをおすすめします。コマンドでしたらchmod -R 757 storageです。これを忘れていると、開発を始めてから突然403エラーが起きるようになり、初心者の方は後から迷いがちになります。

権限を設定したら、ブラウザからルートURLへアクセスしましょう。

仮にtest.domain.comで動作させるとして、publicフォルダーをドキュメントルートに指定できている場合はhttp://test.domain.com、できない場合は、http://test.domain.com/publicへアクセスします。

全てを正しく設定してあれば、デモページが表示されます。/docへアクセスするとマニュアルも表示されます。(公式サイトのものは英語ですが… :D )