openSUSEで自動ログインをコンソールから解除する

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ディスプレイマネージャーを選ぶため、色々変更していたら、Metacityでは画面に何も表示されなくなりました。どのキーボードを押しても、どこをクリックしようとも、マウスカーソルが真っ黒な画面で動くだけです。

最悪の場合を想定し、sysrequestを受け付けるように設定しているため、ALT+Sys Rq+REISUBで、再起動し、とりあえずMintを起動し、解決策を探りました。

以下の手順で、解決できます。ですが、ディスプレイマネージャーを変更するときは自動起動をしないように設定しておきましょう。

  1. どのディスプレイマネージャーであろうと、フリーズしない限りCTRL+ALT+F1からF12もしくはALT+F1からF12、CTRL+F1からF12まで、いろいろ押してみると、どれかでスクリーンがターミナルに切り替わります。ターミナルの数、グラフィック表示に割り当てられているファンクションキーなどは異なっていますが、大抵F1からF5を押しているうちに見つかります。
  2. そのターミナルの中でログイン待ち状態になっているものを選んでください。
  3. 自分のユーザー名とパスワードでログインします。
  4. suでスーパーユーザーになりましょう。文字化けするでしょうが、パスワードの入力が求められます。
  5. cd /etc/sysconfig
  6. エディターでdisplaymanagerを開きます。(例えばvim displaymanager)
  7. DISPLAYMANAGER_AUTOLOGIN="自分のユーザー名"となっている行を探します。全体の真ん中らへんです。
  8. DISPLAYMANAGER_AUTOLOGIN=""に変更し、保存します。
  9. 再起動しましょう。shutdown -r nowです。
  10. ログインマネージャーが表示されます。自動ログインは解除されました。

ちなみにKDEで自動ログインの切り替えは、「システム設定」を起動し、「ログインスクリーン」の「便利な起動」タグから、「自動ログインを有効にする」のチェックボタンで行います。「パスワード無しでログインを許可する」にもチェックを入れ、自分のユーザーアカウントも選んでおきましょう。

追記:自動ログインの設定はYastのユーザー管理、熟練者向け設定にもあります。12.3の当方の環境ではYastの設定のほうがプライオリティーが高いようです。