var_dumpの代わりに、便利なkrumo
Laravel3で開発していると、デバッガをわざわざ使用するより、dd()関数でデバッグするほうが早いことが多いのです。そのため、必須関数でした。
Laravel4ではdd()が無くなったため、var_dumpですがこれも色気がない。確か、もうちょっときれいに表示する奴があったなと思いまして、見つけました。krumoです。
インストール
ボタン等をURLで読み込むので、フレームワークなどでしたら、ドキュメントフォルダーに当たる場所に設置するのが簡単です。
下のサイトから、ダウンロードで圧縮ファイルを落とします。解凍したら、ドキュメントフォルダーへ移しましょう。
そのフォルダーの中にあるkrumo.iniをエディターで開きます。設定項目は2つです。
[skin] selected = "orange"
スキンの指定です。目立ったほうが良いのでオレンジをおすすめします。スキン名はskinフォルダーのサブフォルダー名を指定します。
[css] url = "http://laradoc.dev/krumo/"
インストールしたフォルダーの位置を指定します。このため、ドキュメントフォルダーに当たるフォルダーにコピーすることをおすすめしました。
あとは、実際に使用するコード中でclass.krumo.phpファイルをインクルードすれば、準備は終了です。
Laravel 3の場合
publicフォルダーにkrumoのフォルダーをコピーしましょう。フォルダー名もkrumoにしましょう。
次にapplication/start.phpを開き、最後に以下の行を挿入してください。
include_once path('public').'krumo/class.krumo.php';
Laravel 4の場合
publicフォルダーにkrumoのフォルダーをコピーしましょう。フォルダー名もkrumoにしましょう。
次にapp/start/local.phpを開き、以下の一行を加えてください。
include_once public_path().'/krumo/class.krumo.php';
使用法
変数の内容を表示
krumo(変数名1, 変数名2,...);
var_dump()やprint_r()とは異なり、ビューを表示する場合でも使用できます。リダイレクトの場合も、数秒画面を表示してくれるすぐれものです。(数秒ですので、リダイレクトに気が付かせてくれるだけです。気付いたら、後ろにdie()を付けましょう。)
スタックトレースの表示
krumo::backtrace();
バグっているらしく、これ以降の表示が上手くいかなくなります。
他にincludes()、functions()、classes()、defines()がありますが、余り使い道がありません。
開発は2007年で止まっています。今でも十分便利です。